丸紅ケミックス株式会社は、一般財団法人生物科学安全研究所(RIAS)と長崎大学発バイオベンチャー企業株式会社AVSSと共同で、医薬品のウイルス安全性評価試験（クリアランス試験・否定試験）の受託事業を開始致します。

受託事業の開始にあたり、2017年10月11日（水）から13日（金）にパシフィコ横浜で開催される「再生医療JAPAN 2017」に出展致します。

ウイルス安全性評価試験は、バイオ医薬品や再生医療等製品の安全性を評価するのに欠かせない試験です。本事業の開始によって、今まで主に欧米の検査施設で実施されていたウイルス安全性評価試験を、経験豊富な日本国内の試験施設でシステマティックに受託、実施できるようになります。丸紅ケミックスは共同事業者と連携して、国内施設で試験を実施することで実現する時差のないコミュニケーション、渡航費や時間の削減、評価サンプルの輸出の手間の省略といった利点に加えて、評価サンプルを指定場所まで受け取りに行く体制を整えるなど、更に利便性を高めていく予定です。

再生医療JAPANでは、日本だけでなく、韓国、台湾や東アジアの創薬・製薬・再生医療産業に関わる方々に本事業をご紹介致します。

展示会の会期初日には、出展者プレゼンテーションの中で「日本における医薬品のウイルス安全性評価試験 −クリアランス試験・否定試験− 受託事業」と題して、一般財団法人生物科学安全研究所企画室室長の福田苗美氏、株式会社AVSS代表取締役で元長崎大学大学院教授の小林信之氏が、日本のウイルス安全性評価試験の動向を踏まえて、本事業の受託サービス内容や、具体的な試験内容について発表を致します。